久保建英の課題と弱点

 


 10代で圧倒的な技術、ブランド力で日本のトップに君臨した久保建英選手。日本代表サッカーでは現在伸び悩んでいる選手の一人となっています。彼は一体なぜ伸び悩んでいるか?今までの試合を通して分析いたしました。

 

 

圧倒的にフィジカル不足

久保建英の最大の弱点は圧倒的に足りないフィジカルです。スペインリーガエスパニョーラは、ある程度フィジカルを重要視しない部分があり技術でサッカーをする傾向がありますが、レアルマドリードやバルセロナ等のトップレベルではやはりフィジカルがものをいう傾向にあります。

久保建英選手の最大の弱点であるフィジカル不足が、現在の伸び悩んでいる状況の原因の一つです

 

久保建英の守備能力

久保建英選手の弱点と言えば守備力です。彼は守備をしないイメージがありそうですが、実際のところかなりの運動量で守備をしています。しかしボールを奪うセンスはゼロに近いです。プレッシャーを与えているようで全くプレッシャーを与えれておらず、相手からしたらボールを奪われる気がしないことでしょう。

ワールドカップドイツ戦では、彼のサイドから再三チャンスを作られました。彼のプレーするエリアはもろ刃の剣となっています。

彼の最大の弱点である守備能力の低さは今後の最大の課題といえそうです。最近ではその弱点の守備を克服しようとしています。

ただ私は育成年代を多く見てきて思いますが、守備はセンスで努力してもなかなか身につかないんですよね。

 

久保建英のキック精度

久保建英といえばフリーキックとシュート精度と言えそうですが、フリーキックはもはや武器と言えず、彼がフリーキックを蹴ろうとするたびに「ああ入らないだろうな」とイメージが定着してしまいました。特にキックの精度が低く、今後の課題と言えそうです。

ただたまにゴラッソ級のシュートでゴールをしたりするんで、このシュートが常に出せれば評価があがりそうです。ちなみに少年期の久保建英選手はキックが上手すぎて評価が高かったのです。 

 

日本代表に定着するには

久保建英選手が今後日本代表に定着するには体重を5キロ~10キロ増やす必要があり、ベンチプレスももっと高い次元に行く必要があります。彼の最大の弱点である守備、フィジカルをクリアーできれば素晴らしい選手になることでしょう。

 

2022年現時点では堂安律の方が上

2022年現時点では、堂安律選手の方が上です。ただ久保建英選手は、そのことを理解しているため複数ポジションを極めようとしています。新規開拓した左サイドに加え、トップ下もできるユーアリティ性があります。

 

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