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小笠原満男の引退までの年俸は?職人肌のゲームメーカーOGASAWARA Mitsuo

2018年12月27日、2018年シーズン限りでの現役引退を表明した小笠原満男さん。

男臭さ、無口といった印象のある小笠原満男選手。引退後は 鹿島のアカデミー・アドバイザーに就任しました。

そんな彼は一体どんなサッカー人生だったのか?と小笠原満男さんに迫ってみたいと思います。

小笠原満男とは?


小笠原満男の年俸


小笠原満男選手の年俸推移

1998年 / 350万円(鹿島アントラーズ)

1999年 / 1,000万円(鹿島アントラーズ)

2000年 / 2,500万円(鹿島アントラーズ)

2001年 / 4,000万円
(鹿島アントラーズ)
2002年 / 4,500万円(鹿島アントラーズ)

2003年 / 5,000万円
(鹿島アントラーズ)
2004年 / 6,000万円
(鹿島アントラーズ)
2005年 / 6,200万円(鹿島アントラーズ)
2006年 / 7,200万円
(メッシーナ)
2007年 / 7,200万円
(メッシーナ)
2008年 / 7,200万円(鹿島アントラーズ)

2009年 / 7,200万円(鹿島アントラーズ)

2010年 / 7,600万円
(鹿島アントラーズ)
2011年 / 7,600万円
(鹿島アントラーズ)
2012年 / 7,000万円
(鹿島アントラーズ)
2013年 / 7,000万円(鹿島アントラーズ)

2014年 / 7,500万円
(鹿島アントラーズ)
2015年 / 7,500万円
(鹿島アントラーズ)
2016年 / 8,000万円(鹿島アントラーズ)

2017年 / 8,000万円
(鹿島アントラーズ)
2018年 / 9,000万円(鹿島アントラーズ)

現役時代稼いだ年俸は「約12億7000万円」となります。

日本代表に選出されてから、一気に上がったわけでもなく、一つ一つ階段を登った印象です。正直、年俸額が彼の実力や貢献に見合ってないと思われますが、そこが小笠原満男さんらしいと思います。


小笠原満男のプロフィールと経歴


小笠原 満男(おがさわら みつお、1979年4月5日 - )は、岩手県盛岡市出身の元プロサッカー選手。元日本代表。ポジションはMF(ボランチ)。2009年シーズンJリーグ最優秀選手賞受賞。 


愛称    オガサ
カタカナ    オガサワラ ミツオ
ラテン文字    OGASAWARA Mitsuo
基本情報
国籍    日本
生年月日    1979年4月5日(40歳)
出身地    岩手県盛岡市
身長    173cm
体重    72kg
選手情報
ポジション    MF
利き足    右足

1998-2018    鹿島アントラーズ    525     (69)
2006-2007    →メッシーナ (loan)    6     (1)
 

代表歴
1995     日本
代表 U-17       
1998-1999     日本
代表 U-20       
1999     日本
代表 U-23       
2002-2010    日本代表    55     (7)


  U-17 日本代表
        1995年 1995 FIFA U-17世界選手権
    U-20 日本代表
        1998年 AFCユース選手権1998 (全3試合出場2得点、準優勝)
        1999年 1999 FIFAワールドユース選手権 (全7試合出場1得点、準優勝)
    日本高校選抜
        1997年 第58回 ベリンツォーナ国際ユース大会 (第3位)
        1998年 ニューイヤーユースサッカー
    U-22 日本代表
        1999年 シドニーオリンピック アジア予選
    日本代表
        2002年 2002 FIFAワールドカップ
        2003年 FIFAコンフェデレーションズカップ2003
        2003年 東アジアサッカー選手権2003
        2004年 AFCアジアカップ2004 (優勝)
        2005年 FIFAコンフェデレーションズカップ2005
        2006年 2006 FIFAワールドカップ
        2010年 東アジアサッカー選手権2010





小笠原満男のライバル達

2002年ワールドカップの頃から小笠原満男は日本代表に召集されるようになります。

その当時に中田英寿を筆頭に遠藤保仁、服部年宏、稲本潤一、小野伸二、中田浩二、福西崇史、明神智和、戸田和幸と錚々たるメンバーの中でポジション争いを繰り広げます。

ようやく2006年のジーコジャパンでジーコに認められて、代表で優遇されるようになりました。

日本代表と小笠原満男


トルシエジャパンの2002年はベンチ入りをするも出番がなく、それから4年後のジーコジャパンの2006年ワールドカップ、ドイツ大会では2試合出場しています。

初戦のオーストラリアに1-3と大敗したことで、次のクロアチア戦で出番が回ってきます。

なんだかモドリッチと対決することが多かった 小笠原満男選手。

当時のモドリッチはまだ若く試合もあまり出れておらず、
ニコクラニチャルなどといった選手が主力でした。

当時のジーコジャパンは、ワールドカップ本選にくるまでは素晴らしい戦いを見せていたが、途中から勝てずにいました。

サポーターから「ジーコ頼むからやめてくれよぉー!」 と罵声を浴びていたのが印象的でした。

しかしながら、当時の日本代表は決して弱かったわけではなくグループで戦った国が強すぎたのが大敗の理由です。

Wカップ予選での対戦国は、オーストラリア、クロアチア、ブラジルとなります。

初戦のオーストラリアは、オーストラリアの歴史史上、最強のメンバー構成でした。
 


小笠原満男のプレースタイル

トップ下、ボランチとこなせるゲームメーカーです。球離れがよく、ポジショニングに優れ、高い守備力を誇る現代サッカーにも通用する選手でありました。

縁の下の力持ちタイプです。今ではカンテなどと注目される選手が多いですね。
川崎フロンターレの守田英正選手や、当時サンフレッチェの森保一選手(現監督)もこのカテゴリに入ります。

弟子に柴崎岳といったところで、もし20年若ければ今でもA代表狙える選手だと思われます。

しかし当時は体格で優れていない小笠原満男選手は、世界の舞台になると評価が一つ、二つ落とされた評価でした。

黙々とこなすプレーは、まさに職人であり男臭い選手でもありました。



鹿島対レアルマドリード


[ 小笠原満男とモドリッチ ]


FIFAクラブワールドカップで2度対決しているレアルマドリード。
2016年と2018年。

柴崎岳選手が2得点して海外から注目を集めたのは2016年です。

2016年のデータ
鹿島アントラーズ対レアルマドリード

結果 2-4 

得点
カリムベンゼマ (9') クリスティアーノロナウド (60' PEN, 97', 104')
柴崎岳 (44', 52')

ボールポゼッション
鹿島アントラーズ35%
レアルマドリード 65%

フォーメーション
鹿島:4-4-2
レアル:4-3-3



レアル 鹿島
17 ファール 19
3 イエローカード 2
0 レッドカード 0
2 オフサイド 4
14 コーナーキック 6
3 セーブ数 8



2018年のデータ
鹿島アントラーズ対レアルマドリード

結果 2-4 

得点
土居聖真 (78')  ガレスベイル (44', 53', 55')

ボールポゼッション
鹿島アントラーズ 33%
レアルマドリード 67%

フォーメーション
鹿島:4-4-2
レアル:4-1-4-1


レアル 鹿島
11 ファール 13
1 イエローカード 1
0 レッドカード 0
2 オフサイド 1
3 コーナーキック 6
3 セーブ数 4


小笠原満男と髪型

Jリーガーと言えば茶髪、金髪と当たり前なんですが、男「小笠原満男」はまったくそんな髪型をしません。記憶の中では一切茶髪にしたことがないと思われます。というより髪型すら変わらない・・・。


小笠原満男の着用スパイク







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往年は、ニューバランスを着用していました。
ナイキも着用していて、ナイキのマジスタを愛用していたと思われます。


2018年着用スパイク
2018年10月5日発売のニューバランス『442(フォーフォートゥー)』を着用

2015年からニューバランスのスパイク『VISARO (ビザロ)』 を着用していた。


引退理由






──現役を引退すると決めた理由と今の心境は

「辞めると決断した最大の理由としては、今シーズン1年を振り返ってみて、なかなか試合に出る機会が少なくなり、ピッチの上でチームを勝たせることができなくなってきたということです」

「今の心境としてはサッカーが大好きだし、アントラーズが大好きだし、まだまだサッカーをやりたいという気持ちがあるっていうのが正直な気持ちですけれども、チームが好きだからこそ、このチームがさらに強くなっていくためには、自分が出場するより、もっとこれから若い選手、これからの選手にピッチに立って欲しいと思ったのも一つです」

「それが今後アントラーズが強くなるために必要なことだと思ったので、自分は身を引くときかなと思い決断しました」



鹿島アントラーズ功労賞を受賞

長年に渡って鹿島アントラーズに貢献した実績から、2019年に鹿島アントラーズ功労賞を受賞しました。

歴代の鹿島アントラーズ功労賞を受賞した選手は下記のとおりです。


──2009年
秋田豊、黒崎久志、ジーコ、ジョルジーニョ、相馬直樹、トニーニョ・セレーゾ
名良橋晃、長谷川祥之、ビスマルク、本田泰人、宮本征勝

──2011年
オズワルド・オリヴェイラ

──2013年
アルシンド

──2014年
ダニー石尾

──2015年
新井場徹、中田浩二、柳沢敦

──2019年
小笠原満男




鹿島のアカデミー・アドバイザーとは



「スクールからユースまで育成部門の全カテゴリーに対し、これまでのプロ経験を生かして実技や指導等のサポートを行う業務」とのこと。


 鹿島アントラーズは、今後コーチから監督まで小笠原満男選手をサポートを行うと思われます。今後も動向が注目ですね!

コーチになって、なんだか楽しそうな小笠原満男さん。


内田篤人(ウッチー)と何だか楽しそうな小笠原満男さん。







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引き続きお楽しみください。


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